Ricola

美しきセルジュのRicolaのレビュー・感想・評価

美しきセルジュ(1957年製作の映画)
4.6
「ヌーヴェルヴァーグの発火点」と言われている作品らしい。

人間の狂気、キラキラしていないフランスの田舎の閉塞感…
その異様な中でのまともな主人公がより輝いて見える。

この映画は「大人は判ってくれない」や「勝手にしやがれ」のような他のヌーヴェルヴァーグの作品とはまた違っている。

異様な雰囲気の中にも人間への愛と強さを感じる。

ラストは特に胸を締め付けられた。
Ricola

Ricola