マッサージ屋2号店

海猫のマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

海猫(2004年製作の映画)
4.0
1980年代の北海道。
元銀行員の野田薫(伊東美咲)は昆布漁を生業とする赤木邦一(佐藤浩市)のもとへ嫁いだ。
慣れない漁村の暮らしだが必死に馴染もうとする薫。
やがて薫は妊娠し娘を出産するが、その前後から二人の間には溝が出来始める。
そんな彼女を支えたのは邦一の弟である広次(仲村トオル)だった・・・。

劇場公開時以来、14年ぶりに鑑賞しました。
当時はイマイチ心に響かなかったのかほぼ記憶から消去されてます。
とりあえず伊東美咲のヌードが公開前に騒がられたのは覚えてる。
大人の事情だかでセミヌードになったんですけどね(笑)

改めて見ると、かなり重いストーリーに見ていて辛くなる。
誰が良いとか悪いとかじゃないんだろうな〜。
夫婦のすれ違いが田舎独特な閉鎖的な環境で八方塞がりになっていく…というか。

色んな登場人物の立場を考えるともどかしさだけになるストーリーです。
ラストは非常に切なくなりました。

しかし伊東美咲の演技はちょっと残念ですねぇ。
他のキャストが上手い人ばっかなので余計に際立つ。
濡れ場シーンはそれなりに頑張ってるだけにもったいない。
まぁ彼女にとってピークの頃だったんじゃないかな?!