ドヌーヴ×ドゥミ監督×ミシェル・ルグランのコラボレーションを観るのは「シェルプールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」に続いて3作品目でしたがミュージカルではなく、カラフルなコメディ映画でした。
主演のマルチェロ・マストロヤンニが教習所の経営者マルコ・マゼッテイを、ドヌーヴが美容室を経営する子持ちの婚約者イレーヌを演じています。物語は何故か男の方が妊娠、一躍、時の人となり周囲が振り回されるドタバタ劇。
軽快な音楽でテンポ良く進んでいく映画で、M.マストロヤンニのお腹がだんだん膨らんでいくのが楽しい。テレビに出たり、マタニティドレスのモデルになったり、でも、最後はほっこりする展開でした。彼の喜劇は初めてでしたが、観やすくて良かったです。
私生活では1972年にドヌーヴがM.マストロヤンニとの子、キアラを出産。翌年1973年の作品なので、当時としては話題性抜群だったでしょうね。アラサーのドヌーブ、可愛かったです。
