極寒の南極で生活する8人の個性豊かな男たち。閉ざされた空間の中に2年間も入れられたら、頭もちょっとおかしくなりそう。仕事と言ってもそうたくさんないだろうし、他に楽しみもそうあるわけじゃない。
そんな中で楽しみといえば、食べること……、そうなってもおかしくはない。西村さんが作る料理は、どれも美味しそう。伊勢海老のフライは見応えあったな。隊員たちのリアクションが面白すぎる。西村さんが、あんなに刺し身、煮る…と言ってたのに。
夜中にお腹が空いて、隠れてゴソゴソとラーメンを作ったり。数に限りがあるのに、こういう行為をすると、後で自分たちに返ってくるのに。ほれ、やっぱり。きたろうの反応が可哀想でもあり、面白くもある。でも、ちゃんと手作りラーメンを作ってあげた西村さんの優しさに感激します。ラーメンを前にして、お預け状態になっているみんなの悲壮な様子。ラーメンを啜るみんなのしあわせそうな様子。本当に一食一食が彼らにとって大切な瞬間なんだなと思った。
夜中にみんなで作った料理。西村さんが「胃にもたれる」って、泣きながら唐揚げを食べるのも面白い。
そして、最後のシーンの「うま!」がいちばん感情がこもってたし!