カシュニッツ

パーマネント野ばらのカシュニッツのネタバレレビュー・内容・結末

パーマネント野ばら(2010年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

「騙し絵の牙」に続き吉田大八監督第二弾。
やさしいとは何か、ビンタされるような映画だった。シスターフッド。夢現で生きていく、狂ってたってそれでいいじゃないか。
鹿島といるときのなおちゃんがかわいくてかわいくてでも見てて不安になるほどイノセントで、でも恋ってそんなもんなの?とか思ってた。電話ボックスのシーンが圧巻。うん、さびしくてたまんないよね。

ともちゃんちのシーンで突然ぽんたの横たわる姿が映って心臓がぼんと膨らんだ。旅立った相棒の黒猫を思い出して会いたくてたまらなくなった。なおちゃんの背景がわかってから気持ちがリンクして「ああまだ受け入れたくないんだな」と図らずも相棒喪失にほんのり向き合うことに。
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