前作「ムカデ人間」の映画を観た異常者がそれを真似してしまうという設定。
モノクロ映像によって、前作よりパワーアップしているハズのグロ描写もそこまで酷くなく見れる。
前作で主人公のハイター博士より異質な存在感だった、マーティンが今回の主役。
ハイター博士と違って、医学的な知識が皆無。
麻酔もせずバールで殴る、ホッチキスでバツンッと引っ付ける、等強引な方法で施術。
ただ、人数集めシーンが少し長くて、手術シーンが意外と少なかったりバランスがおかしいなと感じた。
主役のマーティンがもうほんとに気持ち悪い。
ガマガエルのようなギョロ目で、腹がパンパンに膨れている異常者。
このキャラクターは後世に残るインパクト。
アカデミー主演男優賞はこの人ノミネートされてなかったっけ?
「人と人とのつながり」という震災以降やけに強調されているフレーズだけど、この映画は正にそれを体現しているんではないだろうか。
俺は真ん中の人だけはゴメンだけど。
どんな映画よりも「絆」という深いメッセージが詰まった名作でしょう。
完結編が楽しみすぎる。
血、暴力、スカ○ロ描写が苦手な人は発狂すると思うので見なくて良い。