さはら

夫たち、妻たちのさはらのレビュー・感想・評価

夫たち、妻たち(1992年製作の映画)
4.2
ウディアレン出口付近

感じる1本でした。


アニーホールから
ここまでの第2章。
このあたりで彼は
小粋な私小説映画に
一区切りつけたように
思います。

夫婦観を書き切ってます。

で実際映画の最後にも
自分でその趣旨の挨拶してるし。


このあとは第3章、
作家ウディアレン。

それがいいのか
悪いのかはさておき…


人体の構造上難しいですが
ここからまた100年生きるとしたら
彼の作品がまたどんな変化をみせるか
興味があります。






これはちょっとやりすぎかな
撮り方とか色とかテンポとか
相変わらずトップギアお洒落だし
「自作を見せる相手見せない相手」
の対比は痺れるけど、、
にしても私小説がすぎるな…

その後の現実世界の惨劇ありきで
見てるのも勿論あると思うけど。





キッチンのシーンとかもう…
スケベに才能持たせると
ロクなことにならないな(褒)
という感じです。


あとガキがうるさい家と
糞詰まりの車
好きだね〜
さはら

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