学生時代にアルバイトしてたレンタルビデオ店でパッケージと題名からすごく気になっていた映画。
午前10時の映画祭でやってたので観てみた。
内容は中国の田舎に赴任してきた男の先生とその先生に好意を抱く女性の若者同士の初恋モノ。
そこまでは知っていた。
ただ始まって間も無く泣いてしまった。
泣かせるようなシラジラしい演出は一切なかったと思う。
セリフは多くなかったが、表情や身振りから伝わってくる強い感情がとても心に響いた。
初恋のきた道という題名もぴったりだった。
自分が最近観る映画は人間の矛盾する部分も映されていることが多くて、その方がむしろ違和感を感じないけれど、この映画は純粋で綺麗な部分に焦点をあててつくられたように思えて、観終わったあと清々しい気持ちになった。