初恋のきた道の作品情報・感想・評価・動画配信

「初恋のきた道」に投稿された感想・評価

父が亡くなった。悲嘆に暮れる母は、しきたりに従い遺体を故郷の村まで担いで運ぶと言って頑なに譲らない。
母が父の弔いの形に強くこだわる理由とは。

頑固な年老いた母の半世紀前の若かりし頃をチャンツィイーが演じる。
現在が白黒、回想シーンはカラー。チャンツィイーが出て来ると画面がぱっと明るくカラーになり、彼女の瑞々しさと透明感をハンパなく強調される。

道にスポットを当てた邦題良き。
Shirota

Shirotaの感想・評価

3.4
始まりは、地味で暗い感じ。
しかもモノクロ。

ばーさんが死んだじーさんの棺を運ぶのに、病院からトラクター🚜に乗せて運ぶか、伝統通りに人力で村まで担いで戻るかで、「絶対人力で」と言い張る。

人出もないのに頑固だなー。しかも今から機織りまで始めるという。なんで…?


その答えが息子の回想で明らかになる。

現在がモノクロなのに、回想シーンはカラー。というのが面白い。

ばーさんにとっては、自由恋愛のまだ珍しかった頃、じーさんとの出会い、初恋の想い出はまだ鮮明な記憶なのだろう。

広いだけの何にもないど田舎の農村で、赤い袢纏や、ピンクの服がとても鮮やかで、チャオディ(チャン・ツィー)を可愛く見せる。

ほとんど彼女のドアップ。
いつも彼を目で追い、足で追いかけ、微笑み、待つ。ひたすらこの繰り返し。

なんと初々しく、切ないことよ。

彼に食べてもらうはずだった餃子🥟を持ち、彼の乗った馬車を走って走って追いかける。
近道して、必死に追いかけて、ひょっとして追いつくのかと思うほどたったが、変な走り方のせいではないと思うが、すっ転んでお皿は割れて餃子は飛び散る。

ああ、切ない…
(ほんとは大爆笑したけど🤣
ああ、私はもうピュアでないなぁ…)

大雪❄️の中、眉毛も真っ白になりながら彼を待つ。ただただひたすら待つ。

そんな風に、彼を何度も待ったその道は、ばーさんにとって、大事な想い出の道で、初恋の来た道だったんだ。

だから、なんとしてでも葬列を組みたかったんだ。

そして機織りの意味も知る。

ちょっと退屈に感じたけど、ラストめっちゃイイ話だった。


原題は『我的父親母親』私のお父さん、お母さん。ダサ。
邦題が素晴らしい!!
息子から見た両親の物語ではなく、チャオディの物語をメインにしたタイトルになっている。

初恋のピュアな気持ちを思い出したい方はぜひ。
xazsa

xazsaの感想・評価

3.2
中国の原風景の美しさと、チャン・ツィーのまだ初々しさが残る可愛さだけで、一本の映画が撮れるって凄いなあと、感嘆。
物語はあってないようなもので、潔いくらいチャン・ツィーを愛でるだけの映画です。
思い込みの激しい少女が、年老いて、思い込みの激しい老女になってるだけの話なんですが、彼女の少女時代の初恋を見せられたら、それさえもいじらしく思えて、許せてしまうから不思議。
彼氏が何故町に帰っていったのか。何故再会するのに時間がかかったのか、一切の説明がないのは、中国の歴史が絡んでいるのかな。
全体の三分の一くらいはおさげ髪のチャン・ツイィーのアップです。
中国華北部地方の美しい自然風景をバックに、彼女の顔と野山を走っているところばかりを撮っているカメラ。
なんなんでしょうねこれは。

「赤色の綿入れを着た女の子が走る走る走るっ...
田舎に住むこの娘は町から来た若い男にもう夢中になった夢中になった夢中なったっ...
そしてとうとうとうとう...
一緒になった一緒になった一緒になったっ...
そしてやがて二人は歳をとって別れの時が来ます...
というわけで、これはもうチャン・イーモウ監督が撮ったチャン・ツイィーのための映画でしたね。
はい、そおいうわけで、サヨナラサヨナラ、サヨナラッ」
な感じで何故か淀川さんっぽく語るのが似合ってそうな作品でした。
綾葉

綾葉の感想・評価

-
ただただ可愛い。
一途な純愛物語。
純愛すぎて、こんなのこの世に存在するのかと少し冷めた考えも頭をよぎる。そんな恋愛してみたいね。
yukihira

yukihiraの感想・評価

3.5
チャンツィーのデビュー作。役所が一途で健気ですごく可愛らしい。この作品に限らず彼女は目遣いがうまいと思う。

時は流れても変わらないディの愛に感動!
こちらも先日BSで放送されたのを録画しておいたのでやっと観賞。

いつか観てみたいとずっと思っていた作品。
モノクロが現在でカラーが過去の回想。

チャン・ツィイーがとにかくかわいい。
90分ほどの短い本編で、特に大きな事件が起きる内容でも無い。
それでもこの映画が成り立つ理由。

町から離れた村の風景の美しさに、先生を想う気持ちが溢れ出すチャン・ツィイーの表情が重なり胸を打たれる。
「いい映画だった」と素直に思える作品。

あと、邦題が秀逸。
最後に納得させられる。
観たい観たいと思いつつのようやくの鑑賞。チャン・ツィイーの可愛さと健気さに萌え死。
speedmania

speedmaniaの感想・評価

3.8
初めて見てから10年以上のブランクを開けて再び見る機会をもった。
あらためて「いい作品」だと感じた。

チャン・ツィイーの可愛さは鉄板。
「好きな人に心を込めた食事を食べてほしい」
初恋から素直な恋愛になる少女の気持ちの変化、季
節の風景を背景に 懸命に駆け抜けてゆく姿はいつまでも暖かい目で見続けることができる。
2020 3・29 鑑賞
チャン・ツィイーを観る映画
時が経てばまた観たくなる映画
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