西東京

地獄への道の西東京のレビュー・感想・評価

地獄への道(1939年製作の映画)
3.5
いつの世も自分を曲げず社会に迎合しない人間は時代から弾き出される。結果的に無法者にならざるを得なかったが、息子が自分の名前でいじめられているのを見て「ジェシー・ジェームズ」は社会から去るべきと察する姿が哀しい。
フィルムの状態の問題なんだろうけど、色が褪せてセピア調になってて、古い伝記本を読んでいるような味わいがあった。アマプラで見たのでDVDはわからないけど。
ミディアムショットが多く画面が狭く感じる分、列車の上を走ったり馬ごと崖から落ちたり、時折すごいショットがあってビビる。街中から銃撃される場面もかっこいい。
ランドルフ・スコットの保安官はかなりいい役なんだけど、無害過ぎて全く出てこなくても変わりなくなっちゃってるのが残念。ただのいい人はモブと変わらない。
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