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三匹荒野を行くのksmのレビュー・感想・評価

三匹荒野を行く(1963年製作の映画)
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犬猫仲良し三匹組が我が家を目指して300キロの旅をする、のを合成やCGなんて小細工使わず描いたかなりのエクストリームムービー

個性的な三匹が、行く先々で巻き起こるトラブルを乗り越えて進む冒険の旅はとってもおもしろく、その表情や仲良しっぷり、トボトボ歩いたり、自由に野を駆け回ったりする姿はスッゲーイキイキしていて素晴らしい!
変に動物たちが喋ったりせず、本人たちの演技(?)をみられるのも良かった

なんだかとぼけた雰囲気の三匹なんだけど、そのくせめちゃくちゃハードな旅をしていて、まじの命の奪り合いをしている映像のオンパレードでそれはもう凄い迫力なんですが…

ど〜〜みても実際にねこちゃんを川に流したり、本気で熊や山猫と戦わせたりするというヤバすぎる撮影手法を用いていて、結構、胸糞悪かった
みんな恐ろしい体験だったろうに…

バチバチの批判があるのも当然だろうけど、そこのところどうなんだろう?
でも、現代では誕生し得ない貴重な映画だと思う
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