ホラー… ホラーなんだろうけど…
サスペンスだし、どっちも中途半端…。
【女刑務所の精神病棟で働く心理学者のミランダ。ある日の帰り、大雨の中道路に立つ少女に出会うが、目覚めるとミランダは自らが収容されていた。】
最後は『NY 心霊捜査官』かな?って感じ←
まさかこんなに幽霊要素が占めてる内容だとは思わなくて、精神病棟から始まったのに結局人知を超えた超常現象に頼るストーリーになってしまったか…と残念。
幽霊要素もそれはそれで面白かったので、やっぱり「中途半端」に尽きる。どちらか一方で攻めてくれたらなー。
少女の幻覚に怯え、半狂乱になりながら助けを求めるミランダの姿はまぁ確かに周囲の人から「異常者」と見られてもおかしくはない荒ぶり様で…(笑)
あの迫真の演技はすごかったんですが、観てるこっちの感情と温度差が激しすぎて「うっとおしい…」と思ってしまう主人公になってしまっていた気がします。
怖いのはわかるけど、どうしてそんな行動をとるの?ってところで疑問を持ちすぎて全く共感できなかった。
必死に逃げる主人公を応援することができなかったので、ホラーでもサスペンスでもどちらにしろ緊迫感がなかったなぁと思いました。
誰が犯人なんだろうなぁと考えている間は面白かったんですが、結構アッサリ解決&結末で最後までムムム…。
ペネロペ・クルスの役どころも、ストーリーとの関連が結局どうなのか…あまり印象がありません。
せっかくすごい人たちが集まってるのにもったいないなぁと思った映画でした。