このレビューはネタバレを含みます
良い映画でした。
因果応報というか、食人族達も未開拓であったとしても、彼らはちゃんと文化や生活を持っていて、それを破壊されたら、そりゃ怒るよっていう。
映像を編集してるテレビプロビューサー側が、映像を封印しようとする教授に説得されてもうなづかなかったのに、映像を最後まで見て、真顔でそっと映像処分するのが個人的ツボ。
視聴者ウケや面白さを求めることは大切だけど、関係ない他人を勝手に巻き込んでねじ曲げてまでやるもんじゃないってことはしみじみ分かる。
個人的に、食人族を単なるホラーの対象としてじゃなく、人間であると描いていることにとても共感する。食人映画というより、良いリベンジ映画でした。