kawazilikousaku

ストーカーのkawazilikousakuのレビュー・感想・評価

ストーカー(1979年製作の映画)
3.0
開始、秒で寝た。
キャストや監督の
名前が並ぶオープニングで寝た。
蛍光灯切れてるなー
そんなことをボンヤリ思ってるうちに
寝落ちしてた。
催眠効果のある粒子が映像から
流れてるんじゃないかと思うくらい
眠くなる。
寝たり起きたりを繰り返して
5回ぐらいに分けて何とか見終わることができた。

ローマ法王は天国へ続く扉の鍵を持っていると何かで読んだことがある。
だけど、おそらく法王は万人を幸せへ導くという神聖な役割を負っているため鍵を開けたとしても自分では扉の中に入らない。
他者を幸せへと導くという行為が、
自分が中へ入ることで自分の幸せのための行為という利益にすり替わってしまうからだ。
そういう無償の行為を施す司教や神父様へのある種のエゴイズムに対するアンチテーゼとして、主人公を描いたのかなーと
睡魔と1万回くらい戦いながら思ったけど多分そういうことでもないんだろう。
もっとより高度な次元で語られた映画なんだろう。
さっぱりわからないけど。

僕が唯一理解できたことは、
タルコフスキー
ハゲ頭の後頭部好き
あと、犬も好き
ということ
そして、ドストエフスキーが好き
くらいの知識がないと理解できないということ

ただ、退屈さに耐える訓練にはなったと思う(後半は1.5速で見たけど)

あと、時計を持っていかないで
みたいなこと奥さんから言われた気がしたけど、アレなんやったやろ
廃墟で使うアイテムかなんかなと思ったけど何も関係なかったよね
そもそも時計だったのか、そんなシーンがあったのかさえ、もう記憶があやふやだけど

あと、3人のオッサンだけで2時間以上は絵的にキツい。
やっぱり映画には美しい女優を画面に配置して欲しいよ

この映画に比べたら、
惑星ソラリスはまだ理解の余地があるし、
何より美しかったよ
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