ぴよ

処刑前夜のぴよのレビュー・感想・評価

処刑前夜(1961年製作の映画)
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(デジタル)
たまにある日活のど真ん中社会派映画。上映機会が少なく、殿山泰司が出ている点に期待して観に行ったが良かった。

モチーフを「壁」に絞り、死刑囚の絶望が変奏される。

宇野重吉が秀でて素晴らしかった。

殿山泰司が映画の中で死ぬところは何度も見ているのに、今から死刑が執行されるとなると悲しくなる。

「死刑」という制度に対する多角的な視点があり良かった。

『街のサンドイッチマン』という鶴田浩二の歌を知った。自分が死ぬ時も歌いたい。
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