ごろり

座頭市のごろりのネタバレレビュー・内容・結末

座頭市(2003年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

中学生くらいの頃に観たきりだったので内容は忘れてました!
内容がわかりやすくて観やすい時代劇ミュージカル!
カッコイイ殺陣のシーンやクスッとできるシーンが多くて最後まで楽しく観ることができました_(:З」∠)_
今観ると戦闘シーンでの身体欠損描写や血のCGが古臭いんですけど、それもなんか哀愁漂ってて味があるというかww
主人公の市を演じたビートたけしさんの戦闘時の表情がいいよね!
若干しゃくれながら歯を食いしばって仕込み刀を納刀してるのが堪らないんだよなぁ(;//́Д/̀/)ハァハァ

映画のテンポも良くて退屈せずに観ることができるんですけど、リズミカルな音楽の力が大きいのかなと思ってます!
劇中流れる音楽とリズミカルに農民が鍬で畑を耕したり、大工がトンカチで木材を叩いて家を建てたりする音がマッチしてめちゃくちゃ気持ちいいの(;//́Д/̀/)ハァハァ
ラストの祭りシーンでの下駄タップダンスも楽しいよね_(:З」∠)_

町を牛耳る悪徳ヤクザを市が壊滅させる話なんだけど、浅野忠信さん演じるヤクザの用心棒になる服部がめちゃくちゃ強くてカッコイイ(;//́Д/̀/)ハァハァ
市と服部が酒場で初対峙するシーンめちゃくちゃ好きです!
「おい按摩、お前ただの按摩じゃねぇだろ」
「アンタも血の臭いがするなぁ」
服部が抜刀しようとするよりも速く仕込み刀を服部の胸元に当てる市
「こんな狭いところで刀そんな風に掴んじゃ駄目だよ」
この強者と強者のやり取りに痺れましたね(;//́Д/̀/)ハァハァ
ラストの対決で服部が脳内シュミレーションして勝利を確信した瞬間に、想像以上の速さで斬撃を繰り出す市に斬られて一瞬で勝負が着くのも強者と強者のやり取りって感じで良かったです!!

クスッとできるシーンも多くて
ガダルカナル・タカさん演じる新吉が町の奴ら3人に刀の稽古をつけるシーンで、新吉が指示した順番に木の棒を振ってもらってそれを新吉がリズミカルに受けるんですけど、徐々にその順番とリズムが狂って新吉が木の棒で叩かれ続けてて笑っちゃいましたww
あと物語には絡んでこないけど、半裸に甲冑と旗つけて槍持って叫びながら走り回ってる侍に憧れてるヤバい男が結構好きでしたww
馬鹿な敵も多くて市と戦う為に勢い良く抜刀したら左前にいた味方の右肩斬っちゃうのアホすぎて愛おしくなりましたww

終盤の町を裏で牛耳ってた盗賊 くちなわの頭の処理の仕方は尺が足りてなかったのかめちゃくちゃ説明台詞でオチをつけようとしてて違和感ありまくりでしたねww
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