おじゃる丸などの大地丙太郎監督作。
この監督の才能はテンションの高いギャグセンス。この作品でもその片鱗が堪能できる。
小学校に現れたトイレの花子さん。「取り替えっこが始まる」と言い残す。
みんなで探検に行こうとするが、優しい女の先生が不気味な岩ゴン先生に“取り替え”られてしまう。トイレ掃除の罰の最中に現れたのは…。
間がいいんだよね。ちょっとタメがあったりしてテンションが高いだけじゃない面白さがある。テンドンもセンスが良い。
何より児童向き作品として、ちゃんと健全な良作であることが素晴らしい。
ところで、同時上映の“忍たま乱太郎製作委員会”による制作とあるが、実制作はどこなんだろうね?亜細亜堂なのかな?
大地丙太郎監督はもっとメジャーになるべき逸材だよなぁ。時代劇も好きだというし、十兵衛ちゃんや風まかせ月影蘭みたいな劇場用長編オリジナル作品を是非!