大室ちあ

タクシードライバーの大室ちあのレビュー・感想・評価

タクシードライバー(1976年製作の映画)
4.5
2021年120作目

🎬孤独な元兵士のタクシードライバーが、自分を証明するために過激な行動をする映画。

まずオープニングの音楽。
これから何か起きるぞって感じのドラムロールがちょっと怖かった。
何かがだんだん近づいてくるような音楽。
これ劇中で何度も流れるBGMなんですが、
物語が進むうちに聞こえ方が変わってきます。
初めはドキドキするような何が起きるんだ?って音楽で、ラストの方になると、達成感というか勝利の音楽に聞こえた。
不思議な気分になる演出でした。

ロバートデニーロがかっこいい!
過激な正義、アンチヒーローの誕生。
ロバートの狂ってる感じの演技、優しさも笑顔も怖く見えてしまう。
古い映画ではあるが現代にも共通する作品。
ただちょっと考察が必要です。。
ジョーカー好きな人は好きな作品だといわれているのがよく分かりました。
アメリカンニューシネマ、好きです。

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1976年アメリカ
監督 マーティン・スコセッシ
主演 ロバート・デ・ニーロ
大室ちあ

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