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タクシードライバーのmemoのネタバレレビュー・内容・結末

タクシードライバー(1976年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

夜の街の描き方、クラシックな音楽がとても美しく、かっこいい。オープニングの映像にうっとりした。車の中から見える、とろりとした夜の街の光。ちょっとやばいやつに見えてしまう(でも決して悪いやつじゃない)孤独なタクシードライバーの日常が淡々と描かれるが、最後の最後で一気に弾け飛ぶように、狂気と暴力へと転じていく。連鎖して撃たれ死んだ人々が倒れているのをゆっくりと上から捉えるラストの映像が社会全体の重く暗い現実や空気感をひしひしと映し出しているよう。
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