すなみ

タクシードライバーのすなみのレビュー・感想・評価

タクシードライバー(1976年製作の映画)
4.3
早稲田松竹にて。
世の中の理不尽、汚さ、閉塞感。
社会の色に馴染まない。
何も起こらないまま連綿と続く退屈な日常。
鬱屈したやりきれない思いを抱えたまま、ニューヨークの夜を流すタクシー。
正義と狂気は紙一重。

アメリカン・ニューシネマの終期。
あそこで終わりかと思いきや、ラストは希望がある感じでよかった。
生き残ったトラヴィスの選択。
あの笑顔が物語っている。

少し尺が長いのと平坦なところがある。
すなみ

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