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タクシードライバーのkのレビュー・感想・評価

タクシードライバー(1976年製作の映画)
3.1
正義か悪かは主観によって置き換えられる。なかなか渋く、耳に残るジャズと荒れた夜の風景が印象的。
トラビスは、毎日にきっかけがあれば何でも良くて、例え殺す対象が英雄でも鬼畜であれど誰でもよかったのでは…。
何となくスッキリしないのはトラビスがこれからも何もなかったかのように暮らしていくからだ。ラストあたりで主人公の人間観が音楽や映像によって描かれていた。
ベトナム戦争が背景にあることは全く知らなかったので調べ直してからもう一回見る。
しかしいくらなんでも初デートでポルノ映画はないだろ……笑
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