綿

タクシードライバーの綿のレビュー・感想・評価

タクシードライバー(1976年製作の映画)
3.7
岩井俊二のムービーラボにて戦争映画の回で紹介されていたのでベトナム戦争の影響が色濃く出た映画なんだろうなと、思っていたけど全く戦争のシーンが無いので戦争感がなかった。そもそもそうではなく、事後の影響という枠で戦争カテゴリに入っているという予備知識不足、バカ。
不眠症になった主人公がどんどん狂気に呑まれていく姿があった。外から直接恐怖を与える要素がない、というのが1番恐ろしい。実際そうだと思うけど戦争のせいと言えば片付くのも少しイージーな感じもする。
時間をあけてもう一度見たい映画ではある。
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