マルカマーク

タクシードライバーのマルカマークのレビュー・感想・評価

タクシードライバー(1976年製作の映画)
5.0
やっぱり、かっこいい。
そして心に染みる。
なおかつ痺れる。


トラヴィス(ロバート・デ・ニーロ)の日記での言い分。鬱屈、鬱屈、鬱屈。
銃を構えたときの片目を瞑った表情。
モヒカン、モッズコート。
タクシーのフロントガラスに映るネオンの粒。

ジョディ・フォスターの笑顔。
シビル・シェパードの瞳。
ハーヴェイ・カイテルの胡散臭さ。

バーナード・ハーマンの、表裏一体な孤独と狂気を見事に響かせている劇中音楽。

全てがツボ。


作品全体に広がるかっこよさに引き込まれて、観ると孤独が癒され元気になる。

トラヴィスはずっと、映画の中のヒーローだ。