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ラム・ダイアリーのmhのレビュー・感想・評価

ラム・ダイアリー(2011年製作の映画)
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ゴンゾー・ジャーナリズムの第一人者ハンター・S・トンプソン自身が埋もれさせていた自伝の映画化。
・ハンター・S・トンプソンを知っている。
・=ゴンゾー・ジャーナリズムを把握している。
・テリー・ギリアム監督作「ラスベガスをやっつけろ」を視聴済み。
じゃないと、よくわかんないまま終わってしまいそうな地味展開。
細かいことは考えずに「ラスベガスをやっつけろ」の前日譚なので、同原作及び映画が好きなひとなら、楽しめるかも?という内容。
ドクター・ゴンゾーみたいな相棒出てくるし、アドレノクロム(胎児の松果体から採取するというやばいドラッグ)みたいな薬物も登場する。
キマってるときの妄想を映像化するとことか、男同士のセックスに見えるくだりなど、あきらかに「ラスベガスをやっつけろ」をトレースしている。
おれはというと原作と映画をバイブルだと思ってるくらいに好きなので、しっかり楽しんだ。
前日譚だけあって、そこまでカオスになってないのがまたいいんすよ。
ただ、「ラスベガスをやっつけろ」のことが頭になかったら、やっぱりつまらなく思っただろうね。
泥沼裁判で世間を賑わせたジョニデ夫妻が出会った映画でもあった。その後を知っているのでアンバー・ハード怖かった。
面白かった!
mh

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