20191212
登場人物だけで回っている極めて狭く、メンヘラのお花畑部分だけを抽出したような歪んだ世界&話(一応実際病んでる設定なのがミソ)。これをコッテリ激甘コーティングした趣味性が高くて強引な演出にやられた。。そしてこの価値観をガッチリ受けとめてる役者陣に脱帽。特にアランルドルフの理想を完全に体現しているであろうキースキャラダインが凄い凄すぎる。会った女、ナチュラルに百発百中。チャラいとか色っぽいとかの次元を越えている。確かマドンナのマテリアルガールPVも本作と同年だったか。イケメンの脂のピーク時って本当凄いな。。ラストのバス車内、窓の外の雨と、二人の表情目線の移ろいが良かったですね(これも『卒業』の派生系?)