苦手意識からラストエンペラーさえ観ておらず、初
今作に限ったものだとは思うが、お話は閉鎖的な村落舞台にしたウェットな日本サスペンス・ホラーにも似た趣きがあり、それがイタリアのかように牧歌的な景観と同居している所に妙味があると思った
何かに囚われちゃってる異界感、終わりなき日常感…とりわけ奥さんに一緒に暮らしましょうと誘われるあたり
主演、けっこう日本人顔だし
石坂浩二感ある
文学オンチなゆえその類の原典に触れてないけど、文学由来のマジックリアリズム的感覚?から、俺の好きなアニーホール〜ゴンドリー的感覚に接続することもあるんだなと
なんちゅうマヌケな殴打シーン、誰もがやってみたくなる、跨線トンネルの水たまりを自転車で通過
など、唐突な苦笑い誘うこと多数
フィアットのおじさん、顔をこわばらせる挙動含め、性の悦びおじさんに激似