"映画は芸術なんだよー!"
最初からそんな強い思いが胸を占めてドキドキしてくる
これがヴィットリオ・ストラーロなのか!
今までベルトルッチ監督×ストラーロの作品はいくつか観てるのにね
反ファシスト…
イタリアの田舎町で、父親の暗殺の真相を追う男の物語。
主人公のアトス・マニャーニが同姓同名である父親が暗殺された舞台である田舎町を訪ねるところから映画は始まる。本作には息子アトスの現在のパートと父ア…
とにかく美しい。構図もそうだけど、こんな町並みが残る国で撮った作品に日本の映画が勝てるわけない。だいたい燃えたか建て替えられたもん。
父アトスの死の真相を追っていくと現在と過去が入り混じり、不気味で…
イタリアの小さな町に降り立ったアトス。
父が暗殺されたその究明のためにやってきたのだが、町の住民からは疎まれる始末。
ベルトルッチらしい映像美やオペラの響きなどが美しい。
一方謎の方だが、オペラの…
鑑賞記録
ベルナルド・ベルトルッチ監督
1970年、本作と「暗殺の森」を撮ってるんだな、凄まじい。
物語はベルトルッチ版「世にも奇妙な物語」とでもいうか。かつてレジスタンスの闘士として暗殺された父…
このレビューはネタバレを含みます
原作と映画で異なる点として、殺された英雄の死を突きとめようとする人が挙げられる。原作では、英雄の曾孫であるが、映画では英雄の実の息子が謎を解明していく。ただ、封の切られていない手紙や『マクベス』につ…
>>続きを読む当時29歳にして恐らくイタリアの音楽史において最も重要な位置を占めるであろうヴェルディの「リゴレット」を使用するベルトルッチの気概が流石という他ない。ベルトルッチの中でも作劇がこれほどしっかりして且…
>>続きを読む「暗殺の森」を観て、良かったのでこちらも観賞。
ベルナルド・ベルトルッチが監督を務めた作品ですが、順序でいうと「暗殺の森」の一年前に制作されたの本作品です。
反ファシズムとして街の英雄だった父親の…