暗殺のオペラの作品情報・感想・評価

『暗殺のオペラ』に投稿された感想・評価

反ファシストの英雄として暗殺された父。20年後生き写しの息子がその謎を追いある町を訪れるがー。

ベルトリッチ監督作品。スイカまでも芸術的に映す映像美。これだから夏は怖い。
sasa

sasaの感想・評価

3.2
ベルトルッチらしい映像の美しさはあるものの、同じ俳優・同じ服装・同じテンションで父と子を交互に演じるのでかなり混乱。ストーリーもご都合主義的。微妙。
ROSA

ROSAの感想・評価

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"映画は芸術なんだよー!"
最初からそんな強い思いが胸を占めてドキドキしてくる
これがヴィットリオ・ストラーロなのか!
今までベルトルッチ監督×ストラーロの作品はいくつか観てるのにね

反ファシスト…

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HarutoM

HarutoMの感想・評価

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イタリアの田舎町で、父親の暗殺の真相を追う男の物語。
主人公のアトス・マニャーニが同姓同名である父親が暗殺された舞台である田舎町を訪ねるところから映画は始まる。本作には息子アトスの現在のパートと父ア…

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「暗殺の森」を見た勢いで、昔WOWOWで録画したこの映画も見る。これも、ファシズムに巻き込まれる人達のドラマ。しかし、イタリア、凄いな。田舎にもあんなオペラ劇場があるのか。

とにかく美しい。構図もそうだけど、こんな町並みが残る国で撮った作品に日本の映画が勝てるわけない。だいたい燃えたか建て替えられたもん。
父アトスの死の真相を追っていくと現在と過去が入り混じり、不気味で…

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イタリアの小さな町に降り立ったアトス。
父が暗殺されたその究明のためにやってきたのだが、町の住民からは疎まれる始末。

ベルトルッチらしい映像美やオペラの響きなどが美しい。
一方謎の方だが、オペラの…

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鑑賞記録

ベルナルド・ベルトルッチ監督
1970年、本作と「暗殺の森」を撮ってるんだな、凄まじい。
物語はベルトルッチ版「世にも奇妙な物語」とでもいうか。かつてレジスタンスの闘士として暗殺された父…

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はな

はなの感想・評価

2.0

このレビューはネタバレを含みます

原作と映画で異なる点として、殺された英雄の死を突きとめようとする人が挙げられる。原作では、英雄の曾孫であるが、映画では英雄の実の息子が謎を解明していく。ただ、封の切られていない手紙や『マクベス』につ…

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当時29歳にして恐らくイタリアの音楽史において最も重要な位置を占めるであろうヴェルディの「リゴレット」を使用するベルトルッチの気概が流石という他ない。ベルトルッチの中でも作劇がこれほどしっかりして且…

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