kazマックスグローバーレッド

ロードハウス/孤独の街のkazマックスグローバーレッドのレビュー・感想・評価

ロードハウス/孤独の街(1989年製作の映画)
3.5
何故今更ジェイク・ギレンホール主演で『ロードハウス』を?!と思いながらリメイク版を観る前にオリジナル版を再鑑賞。これは公開当時に映画館で観て以来、確か『007消されたライセンス』と同時上映だったかな。

主演はブラッドパックの年長さんパトリック・スウェイジで当時36歳、若いなぁ。酒場の用心棒パトリック・スウェイジが有力者に苦しめられる街の人達を助ける映画。正直、上半身裸のパトリック・スウェイジが湖畔で太極拳みたいな型してたことぐらいしか覚えてないです。

『ダイハード』のジョエル・シルバー制作で音楽担当も『ダイハード』のマイケル・ケイメンだったのか。格闘シーンのスコアがどこかダイハードっぽい訳だ。共演のケリー・リンチなんて久しぶりに見た、テリー・ファンクにサム・エリオットも出てたのか。サム・エリオットってどうもクリス・クリストファーソンとごっちゃになってしまう。

酒場の用心棒だけにパトリック・スウェイジの格闘シーンが多いけど、蹴り脚もあまり上がってないし動きもそんなに早くないしイマイチ格闘術に魅力なし。でも湖畔の闘いで相手の「喉仏鷲掴み引きちぎり技」はいいね。これやったの『沈黙の戦艦』のセガールと『ランボー最後の戦場』のスタローンとアンタぐらいだよ。ラストは大豪邸の剥製部屋での闘いで白クマ剥製の下敷きになるおデブちゃんには笑ってしまった。そしてアメリカでも「見猿聞か猿言わ猿」ってのがあるんやね。