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眼下の敵のodyssのレビュー・感想・評価

眼下の敵(1957年製作の映画)
4.5
【潜水艦映画の名作】

BS録画にて。
第二次世界大戦でのアメリカ海軍駆逐艦と、ドイツ海軍潜水艦の息詰まるような戦いを描いています。
潜水艦映画の名作と折り紙付きの作品であることが納得できる一作です。

第二次大戦が終わってまだ10年少々の時期に作られていますが、アメリカと西ドイツの協同制作で、ドイツ人俳優も出演しており、シナリオは連合軍の正義を鼓吹するわけでもなく、公正な視点が保たれていることも目を惹きます。

つまりプロパガンダ臭のないことも、この映画が古典として残る大きな要因になっていると言えましょう。
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