チッコーネ

第七のヴェールのチッコーネのレビュー・感想・評価

第七のヴェール(1945年製作の映画)
3.5
冒頭の、音楽にピタリと合った飛び降りシークエンスがカッコ良い。
天才ピアノ少女 VS ステージおじ様の構図、しかしメイソンはあくまで英国紳士。
ヒロインの不思議ちゃんキャラクターはうざったいものの、彼女の半生を回想する構成には見応えあり、実際のランニングタイムよりも長く感じられたほど。
そして毒親の害が問題視される近年では、採用されないであろう意外なエンディング。