デヒ

セーラー服と機関銃のデヒのネタバレレビュー・内容・結末

セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

12月29日下高井戸シネマの「没後20年 作家主義 相米慎二」にて薬師丸ひろこさんの大ファンの友達のおすすめで鑑賞。
ある日事故で亡くなった父親の後継者になってヤクザ組織の組長になった高校生泉の成長物語、そしてヤクザたちの仁義の物語。
アクションもたくさん登場するが、型破り的ではない。しかし、相米慎二監督特有の雰囲気が感じられて良かった。泉が機関銃を振り回すシーンでは、泉の内面が近付いてきて苦しかった。長回しとロングテイクなど特徴的な演出の中の独特なコメディー要素も楽しかった。
薬師丸ひろこさんは本当に魅力的だった。 後半に少しだけ登場するテーマ曲も良かった。映画を観ながら聞いたからこそよかったかも。最後の場面に街の換気扇の上の泉、その姿を見守る人々。笑った。
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