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裸の大将のこのネタバレレビュー・内容・結末

裸の大将(1958年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

展開される彩りに絵にしたくなってしまう鮮やかさがあった

戦後のえげつなさが妙にリアルというか、この色彩のせいもあったかもしれないが、たしかにこんなバラックに囲まれて、アメリカ人が侵入してきて、かつてのお偉いさんが闇市の商人に成り下がって、、という時間が確かにあったのだと突き付けられた気持ち
その中に山下清という人物がいた、
あまりにも有名すぎてその絵をちゃんと意識して見たことがなかったのだが、たしかに魅力的..

息子が有名になって、母が言った「世間が狭くなる」という感覚がなんとなく新鮮でハッとした
何も多くは望んでいない、きっとただ日々を繋いでいくだけで十分で、精一杯だった時代に生きた人のことばなのだろうと


ずっと続いていきそうな唐突な終わり
クレイジーキャッツの贅沢感、!
こ