こだわり道場師範代

地球の静止する日のこだわり道場師範代のレビュー・感想・評価

地球の静止する日(1951年製作の映画)
4.0
【ヒロイン役のパトリシア・ニールが美人さん】
監督は、ロバート・ワイズ。
「ウエスト・サイド物語」(1961年)、「サウンド・オブ・ミュージック」(1965年)と有名なミュージカルを手掛けていますが本作は純粋なSF映画。

「地球が静止する日」(2008年)と言うよく似た題名のキアヌ・リーブス主演の映画を思い出したら本作のリメイクなんだそうです。
が、その映画の時はもっと突っ込んだ展開だから自分としては違う映画のような感覚です。

本作はヒロイン役のパトリシア・ニール(当時25歳)が美人さんだなぁ~とウットリ観てました。
宇宙船やロボットは今からすれば手の施しようのないレベルですが、70年以上前の作品と考えれば問題無し!
そもそもSF映画なのにそう言ったモノのクオリティが映画の出来を左右してないって点の方が素晴らしい。

内容としては宇宙人が地球人に核を使う事に対して警告をする。と言ったモノ。
1945年に核爆弾を炸裂させたアメリカ。
その6年後に核を問題視したような映画を作ってる事に今さらながら核兵器使用を反省してるんじゃないかと思わされた。