このレビューはネタバレを含みます
自宅で鑑賞。
大ヒット作「ターミネーター」の続編にして最高傑作の評判も名高い作品。
監督は「アバター」のジェームズ・キャメロン。
これも恥ずかしながら見てなかった…。
つか、「ターミネーター」は3が初めてで1は未だに見ていないというT-800に殺されてもおかしくない身分なのですが、午後ローにて遂に鑑賞。
うーん、やっぱり面白いなぁ!見てみると。
2作目は前作ではどうやら敵だったT-800(アーノルド・シュワルツェネッガー「ラストスタンド」)が機能が彼よりも上回るT-1000(ロバート・パトリック「L.Aギャングストーリー」)と人類の希望サラ(リンダ・ハミルトン「ダンテズ・ピーク」)とジョン(エドワード・ファーロング「キング・オブ・ゾンビ」)を守るため対決するというシンプルな流れながら、アクションあり、サスペンスありとまさに一級のエンタメ作として大いに楽しめる作り。
シュワのT-800は最早語り尽くされて言うことなし!!だが、今作では特にジョン・コナーを演じたエドワード・ファーロングがイ、イケメン過ぎる!!
ショタコンもまゆつば物のこのエドワード・ファーロングは若き頃のディカプリオを彷彿とさせる顔立ちながら、眼光鋭い目はディン・デハーン(「クロニクル」)にも近いものがあって、今見てもイケメンだわ、これは。
このままいってればなー。案の定、子役上がりとして急速に失速し、今や見る影もない。惜しいことをした…。
やっぱ、芸能界は大変なんだな。
対する敵役のT-1000も液体チックにジョンたちを追い詰める。演じるロバート・パトリックも無機質な感じでまさに冷酷な殺人兵器として無類の強さを発揮していて敵として申し分なしだった。
特に、序盤のジョンが保護を受けている義父母の家に電話をかけるシーンは途中まで全然気がつかず、カメラワーク込みでT-1000の恐ろしさを表現する上で上手いなぁと感じた。
今作のラストシーンはジョンとT-800との戦いの中での絆を丁寧に描いた上での、あの有名なラストシーンの流れはやはり感動的だった。
これSF映画としても面白いけど、ジョン少年のジュブナイルストーリーとして観てもよくできてる作品だなぁ。
これ以降、「ターミネーター」シリーズはなかなかこれを超えられるものが作れてないみたいだけど、今のCG技術を掛け合わせた続編に期待したい。