にょいりん

爛(ただれ)のにょいりんのレビュー・感想・評価

爛(ただれ)(1962年製作の映画)
3.5
財力があり外見の良い浮気男を奪い合う女の争い。

男を取り合う理由が愛でもあるだろうけど、執着や嫉妬やお金やプライドみたいなものが根本に渦巻いていそう。
今作の若尾文子はやさぐれて達観しつつも気性が荒くてピリっとした魅力があった。
最終的に心理戦ではなく格闘で恋敵をねじ伏せる展開が斬新だった。