のり

皆殺しの天使ののりのレビュー・感想・評価

皆殺しの天使(1962年製作の映画)
3.8
シュールの極み。

ある豪邸でパーティが開かれるわけだが客人たちは一向に帰らない、いや帰れない。

ツッコんだら負けな世界観。しかしめちゃくちゃだけども極限状態の人間の愚かさはしっかりと描かれている。

発想が勝利した作品であるともいえるが、出落ちとも言えちゃうんだろうなー。そのシュールな状況を眺め、自由に考え、感じてみるという楽しみ方もあるが個人的にはストーリーに山がいくつか欲しかった。
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