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小早川家の秋のiwashiのネタバレレビュー・内容・結末

小早川家の秋(1961年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

もう終いか?もう終いか?

伏見、造り酒屋の大旦那の生き死にを中心に小早川家のあれやこれ。

死んだ長男の嫁である未亡人が親戚から見合い相手をあてがわれたり。
嫁入りがまだの次女にお見合いがあったり。
時代の流れで酒屋に合併の話があったり、大旦那のやけぼっくいに火がついたり…。

そんなストーリーがあるのだけれど、それぞれの話が深く掘り下げられることはない。

未亡人になった経緯も、次女の見合いのシーンもなし、経営に悩み合併するかしまいかみたいなシーンもなし、大旦那が焼けぼっくいになる過去も、なし。

けれどもそこを軽やかに扱うのが粋?だったりわびさび?なのだろうか、その爽やかさがとても心地よい。

ラスト、大旦那の死。
小早川家の面々、佐々木の女と娘、野菜洗い夫婦、それぞれ全く違う受け止め方をしている。
それは当たり前のことなのだがあらためて人は千差万別、興味深い。

小津監督作品視聴は秋刀魚の味に続いて2作目だが相変わらず台詞回し、間を取るリズム、直線的なカメラアングル、演出が斬新に感じて普遍的なテーマの作品なのに飽きずに楽しめた。

まだまだこの監督の映画を観ていこう。


以下、視聴中の断片的な感情


ニュージャパン
このカメラアングル好き
静けさに響く落ち着いた声のトーン
気品
サイン、画廊、牛の絵
だいぶOK
ライターの炎でか
アングルのメリハリが最高
真正面なんよ、話すとき斬新
なんも知らんと見合いしたあきこ
寺川さんの送別
なんか怖い歌
あー愉快やった、うれしかった
きてくださいね、ほんまですよ
いきとうないなー
駅のホーム、いいシーン
台詞回し、会話のリズムの取り方がクセになる
京都の女
水の流れと人の妙
おとうちゃんと呼ぶ女
ジョージ
キャビア
ちゃうちゃう
やけぼっくいや
詰められる大旦那
おとうちゃんも好きですな、京都
ちがうわ!やまだくんじゃ!
お店のこと気にしてるんなら行きなさいな
今日はもうええ、お風呂も入ったことやし
よし、行ったるわい!
大旦那、行く笑
いくでーいくでー笑
大丈夫、がま口もってあらへん
ミンクまではお父ちゃんにしたるわ
白玉どうでもええわ
大旦那めっちゃ床拭く笑
嵐山で命日
苔のむすまでいうてもあっというま
船頭が多くて、船が山登るわ笑
嵐山きれい
よう食べる人
僕、洋食はそれほど好きやありません
ガールズトーク
はい、100円
お姉さんがおばあさんいうたら
まだなにもいやしないじゃない
会話のわびさび
おとうちゃんたおれる
静寂と家のカット
手紙、だれに?いいひとっ
あなた誰か好きな人でもあるんじゃない?
こすいこすい
おじいちゃん鬼やっはよ目つぶれ
いつの時代も子供は生意気
品行は治せても品性は治らない
京都の佐々木とケイリン
たおれる大旦那
ミンク買ってもうてたらよかったわ
えええ、死んだ?
ついてまへんなあ
あつおしたなあ
次女夫婦到着
凄いシーン笑
もうこれでしまいか?もうこれでしまいか?
なあ、カラス多いんとちがうか?
煙突、煙でとらんなあ
頼りないおとうちゃんと思ってたけど
小早川家の血だったんやなあ
うちの気が済まんし、やっぱり、札幌に行こかしら
あっけないもんや
2度ほど、しまいか? 遺言笑
なにわのことは夢のまた夢
名古屋のおばさんひどい笑
みんな集まったときに死ね笑
そんで泣くんかい

死んでも死んでも、あとからあとからせんぐりせんぐり生まれてくるわ
そして野菜を洗う
このシーンを入れるセンス
札幌。でも遠いなあ
私はこのままよ
カラス、おどろおどろし音楽

完璧
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