宝塚映画祭2025にて鑑賞。
小津が関西を舞台に東宝で撮った唯一の作品、とのことですぐにチケットを買った。
カラーの小津作品をみることがはじめてで、とても楽しめた。
【雑感】
鴈治郎の眼(力)が…
小津映画における『秋』は実りを迎え、冬に入っていくという、何かが終わっていくことへのメタファーだと思っている。小早川家はそれぞれ大人になり、実りを迎えて父が死に、冬の時代をこれから迎えるだろう。
戦…
前回見た「風の中の牝雞」で、ほう小津もいつもワンパターンではないのだな🤥等と生意気なことを思い、少し小津に対して好感度が上がった。
性根がいい人しか出てこない小津作品を今までは控えめに言っても得意で…
初めてカラーで見る原節子!美しいーー!
秋子さんと紀子さんが義理の姉妹でも仲良しなのがめちゃくちゃ良かった
おじいちゃんと正夫ちゃんも微笑ましかったな〜 ていうか正夫ちゃんの役者の子、大きくなったな…
いつになくモダンな構図。華やかな色彩。関西。つやっぽい男女の会話。姉妹達。職場の男達。
東宝ぽい洒脱さやコメディ要素 × 小津演出
説明し過ぎないさっぱりした会話。そこにリアリティを感じて、普段…
赤い花 蚊取り線香 青空 どれをとってもほんとうに色調が美しい。ずっと観ていたい
扇を仰ぐ所作 泣き顔を覆う手 煙突を見つめる人々 小津は背中で語らせる
世間は大きく変化しても 蝉の声はいつの時代も…
東宝で小津が撮った映画
関西がよく出てくる
序盤の駅のホームは十三とは気づかんかった
「オードリー」にも出てきた流れ橋、60年代の嵐山など
大阪城や大阪のネオン、東寺?
司葉子がめっち…