3年振り2度目の鑑賞
全体的に安定した素晴らしい作品。
それにしても小津監督は女優を綺麗に撮る職人。特にこの作品の司さんは美しい!別監督で出演したまのを観るとそれがよくわかります。それが一番感心した…
【主筋よりは役者や街の様子で楽しむべき映画】
小津安二郎の作品。
いかにも小津らしい、見合いの話である。したがっていささか退屈だが、ただ舞台が大阪で、見合いを持ち込まれるのが造り酒屋の娘(司葉子…
晩年になって完璧になった小津調、安定したカラーで観る死生観。
小津安二郎監督作品。午前十時の映画祭にて鑑賞、"宗方姉妹"に引き続き劇場で初小津カラーを楽しみに行ってみた。
まず本作は遺作"秋刀魚の味…
愉快で感動的で恐ろしく残酷な現実をこうもまとめられるのは小津安二郎しかいない。
時代の結婚観を描きながら、家族の無関心と愛情、死生観まで網羅してしまう。
あっけない人生に溢れた生と死と愛がこれからも…
デジタルリマスター版と感想同じです。
午前十時の映画祭で鑑賞。
自分の生まれる前の映画なんだなぁ。
なかなか粋なご隠居とそれに振り回される娘たちやその家族、なかなかそれぞれの役者さんが良い味を出し…
正直めちゃくちゃ面白かった。
特に脚本が優秀で、登場人物の会話があまりに自然で、くすくすと笑うことができるほど脱力して没入できるのが素晴らしかった。日女描写の人間賛歌で隠れるように表現されている時代…