小早川家の秋の作品情報・感想・評価・動画配信

『小早川家の秋』に投稿された感想・評価

hmsuga

hmsugaの感想・評価

4.2

3年振り2度目の鑑賞
全体的に安定した素晴らしい作品。
それにしても小津監督は女優を綺麗に撮る職人。特にこの作品の司さんは美しい!別監督で出演したまのを観るとそれがよくわかります。それが一番感心した…

>>続きを読む
odyss

odyssの感想・評価

3.0

【主筋よりは役者や街の様子で楽しむべき映画】

小津安二郎の作品。

いかにも小津らしい、見合いの話である。したがっていささか退屈だが、ただ舞台が大阪で、見合いを持ち込まれるのが造り酒屋の娘(司葉子…

>>続きを読む
yufu

yufuの感想・評価

5.0
小早川家の秋(こはやがわけのあき)。

浮草調の中村鴈治郎。このままの原節子。
親族にいそうな杉村春子。赤の他人の笠智衆、望月優子。すだれインテリア。
69(66)
物語を牽引する中村鴈治郎の存在感
コミカルで軽妙に進んでいきながらも終盤に唐突に訪れる死の無常観
冒頭のライターの火力が強くて笑う
だ

だの感想・評価

4.0
一点透視図法か二点透視図の絵ばかり。目を見合せてそっとしゃがみこみ、そして立ち上がる。それだけの動作に心奪われた。

晩年になって完璧になった小津調、安定したカラーで観る死生観。
小津安二郎監督作品。午前十時の映画祭にて鑑賞、"宗方姉妹"に引き続き劇場で初小津カラーを楽しみに行ってみた。
まず本作は遺作"秋刀魚の味…

>>続きを読む
h

hの感想・評価

4.4

愉快で感動的で恐ろしく残酷な現実をこうもまとめられるのは小津安二郎しかいない。
時代の結婚観を描きながら、家族の無関心と愛情、死生観まで網羅してしまう。
あっけない人生に溢れた生と死と愛がこれからも…

>>続きを読む
前半は一対一の掛け合いの連続で展開が広がっていくのにくらべて後半は複数人が一堂に会する場面が増えていって、そこの変化が面白かった。
たけ

たけの感想・評価

3.4

デジタルリマスター版と感想同じです。

午前十時の映画祭で鑑賞。
自分の生まれる前の映画なんだなぁ。
なかなか粋なご隠居とそれに振り回される娘たちやその家族、なかなかそれぞれの役者さんが良い味を出し…

>>続きを読む

正直めちゃくちゃ面白かった。
特に脚本が優秀で、登場人物の会話があまりに自然で、くすくすと笑うことができるほど脱力して没入できるのが素晴らしかった。日女描写の人間賛歌で隠れるように表現されている時代…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事