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汚れた英雄のワンのレビュー・感想・評価

汚れた英雄(1982年製作の映画)
2.0
全日本選手権ロードレース第8戦。SUGOサーキットで国際A級500cc決勝が開催。バイクレーサー北野晶夫(草刈正雄)と大木圭史(勝野洋)の宿命の対決は、ゴール直前で北野が大木に追い抜かれ2位に終わり、勝負は最終戦に持ち越された。スポンサーのいないプライベートライダーの北野は美貌と肉体を武器に複数のパトロンからチーム維持のための資金を得ていた。北野は、更なる資金調達のため来日した国際的なコングロマリットのオーナーのクリスティーン・アダムス(レベッカ・ホールデン)に的を絞る。


西洋コンプレックス丸出しのシーンが今となっては気恥ずかしい。北野は感情を表に出さないので2位になってどう思っているか分からない。レースに賭ける熱い想いが伝わってこないので感情移入は難しい。ライバルはいるにはいるがたいしてクローズアップされないのは残念だった。
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