このレビューはネタバレを含みます
これ、数年ぶりに観た。
SF長編アニメ。
人型万能家事ロボットなアンドロイド、いわゆるハウスロイドというものが流行ってる世界。
舞台は主に、そんな世界にある「イヴの時間」という「人間もロボットも区別しない」喫茶店。
普通に、この世界観だと一般常識からしたらかなりグレーゾーンなお店なわけです。
そこを中心に語られる、
ロボット、そしてその持ち主である人間たちの話。
見た目では人間と区別ができないハウスロイドたち。
しかも感情もあって(普段は隠しているけれど)彼ら彼女らは、マスターである家族たちを思っている。
群像劇、オムニバス形式に一応なっていて、中心になる人物は色々。
けど、皆、誰かを大切にしたいっていうのがあって、安心して観れる。
人だってロボットだって、幸せになりたいだけだよね。
最後のマサキ君のところは毎回うるっとくる。くそう。
ただ全体の話をちゃーんと理解するにはコミックを読むかwikiを観るしかない。仕方ないけど!!
SF映画をあまり観ないのはアクションが多くて疲れちゃうからなんだけど、
これはアクションなど全くないので、
そういう人にもオススメです。
2045年問題、不気味の谷、ミラーワールド…そういう、このアニメが公開されま当時はそこまで注目されていなかった言葉も、割と至る所で聞くようになった。
SFの世界が本当になりつつある今、もう一度、こういうSF映画を観ていきたいな。