人生で初めて見たラブストーリー。
色んな意味で大切で、大好きな作品。
こればっかりはTSUTAYAの数あるレンタル作品の中で何もわからず手に取った12歳の自分を褒めたい。まぁこれのおかげで男性の理想がバカ高くなって婚期を逃しまくったというのもあるのだが(ジャンレノのせいにすな)
今改めて見ると、無駄なシーンがひとっっっっつもない。
少ないセリフと小さな動きで人物の奥行きをどこまでも深くするとんでもなく技巧的な映画です。そしてそれを感じさせず全てがサラサラーっと見えてるのがまたもとんでもない。いやほんとに、見て損はないからまだ見てない人みんなに勧めていきたい人生。
そして10人見たら7人はゲイリー・オールドマンが刺さるんじゃないかと。この怪演は既に映画史に残ってるでしょうね??キャラクター設定自体100点満点なのにラリってる時の鬱血した顔の色とか全体的なサイコパスっぷりは鳥肌もの。今思うと、自分の厨二人生はあのジャラジャラカーテンによって開けられたのかもしれない。実家のやつでずっとスタンスフィールドの開け方してウザがられてたの思い出したわ。
↓↓↓以下、ほんのりネタバレ↓↓↓
今回初めて気付いたが、最後マチルダはトニーが今回の元凶だと気付いたんだな。スッと目の色が変わるマチルダ凄かった。