このレビューはネタバレを含みます
映画好きな人がこぞって名作って言うやつ(ワイ調べ)。
キャッチコピーの「凶暴な純愛」とはよく言ったものだなあと。
レオンは一般的にイメージする冷酷な「殺し屋」とは違って人間的な部分を持ち合わせていること(鉢植えのくだりとか)や、マチルダと関わっていくなかでその人間的な部分が大きくなっていく様が見て取れた。
12歳のマチルダは肝が座ってて頭もキレるし、大人になろうと背伸びもしてみるけど、時折子供っぽさが垣間見えるとこ(ゲップとかゲームのくだり)がまた人間味あってよかった。
自身のマチルダに対する恋愛感情を認めようとしなかったレオンだが、最後の銃撃戦は、まさに「凶暴な純愛」そのものだったと思う。
ラストは、再び学校に迎え入れられたマチルダも、自らの形見としての観葉植物を学校の庭に植えてもらったレオンも、この世とあの世の違いはあれど、互いに"根を張って"真っ当な人間になるってことなんかな。
ストーリー自体は割と王道な感じやけど、レオンとマチルダのキャラクターと演技力で名作にのし上がった印象。
余談やけど、こんな名作で殺し屋演じてた人が日本のCMでドラえもん役してるとか、仕事の選ばなさがすごい。
あとマチルダがオシャレ。
ワイもMA-1着よ。