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レオン 完全版のalhayのネタバレレビュー・内容・結末

レオン 完全版(1994年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

マチルダは、ある日麻薬取締局の潜入により麻薬ディーラーの父と意地悪な義母、腹違いの姉、可愛い弟を一瞬に失ってしまう。事件の日、偶然買い物に出ていたマチルダを匿ったのは、同じアパートに住むスゴ腕の殺し屋レオンだった。
マチルダは弟の仇を取るために、レオンに殺しの手ほどきを受ける。初めは気を許していなかったレオンも彼女と生活するにつれて徐々に気を引かれ、銃の使い方だけでなく、一緒にゲームをしたり、自分の身に何かあったらマチルダに稼いで溜めておいたお金を渡して欲しいと言い伝えたりするようにまでなる。
そんな時、マチルダは麻薬取締局の一室に弟の仇がいることを知り、自分で復讐することを決意するが、見つかってしまう。
置き手紙を見たレオンは、急いで麻薬取締局に向かいマチルダを助けるが、レオンの人相がバレてしまう。そして、マチルダを尾行してレオンの居場所も警察に伝わってしまう。
警察は、総動員でレオンの逮捕(処刑?)に向かうが、何人もの犠牲を出してしまう。レオンは傷つきながらもマチルダを外に逃がし、自分も警察を欺き逃げ出す機会を狙い、あと一歩のところで射殺されるもマチルダの弟の仇を自分の身体につけた爆弾で討ち取ることに成功する。

ラストのレオンが排水溝を壊し、壁の中を通ってマチルダを逃がそうとするシーンで告白する2人に感動する。殺し屋として生きてきたレオンが根を生やして生きたいと伝える。
そして、ラスト。レオンの視界が傾くことで銃で撃たれたことが伝わってくるカメラワークも印象に残っている。

EDのshape of my heart の歌詞もレオンの心境を歌っているようで余韻に浸れる。

ナタリーポートマンのあどけない少女の表情は可愛いし、時折見せる大人の艶っぽさはドキッとする。ジャンレノも殺し屋の顔とマチルダといる時の表情のギャップに可愛さを感じる。
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