たき

レオン 完全版のたきのレビュー・感想・評価

レオン 完全版(1994年製作の映画)
5.0
「レオン 完全版」を観る。

なんだか無性に観たくなってしまってたまらず再観賞。

もうね、ナタポーがね。
全カットかわいい。
オールカット美しい。
すべからくエモい。

ど っ か に 螺 旋 階 段 に 腰 か け て る ナ タ ポ ー 付 き の ア パ ー ト あ り ま せ ん か。←黙れ小僧。


かたや家族からも社会からも愛情を注がれることなく、どこにも居場所がなかった孤独な少女。

かたやかつて愛ゆえに大切なひとたちを失うこととなり、愛することに臆病になった孤独な男。

凶暴で獰猛な彼女の愛情が、男のこころをなかば無理矢理にでもこじ開けようというところに無性に惹かれた。

決してドMというわけでは(検閲)

草木に光や水、土が不可欠なように、ひとが生きていく上で必要不可欠なものが、そこにはあった。

剣でも銃でも、金でもない。

願わくば彼女の行く末が、たくさんの光と水に満ち満ちた、土に根差したものでありますように。


↓↓↓以下初回の感想↓↓↓

評判だけは聞いていて、いつか観たい観たいと思っていた傑作。

マ チ ル ダ が す ご い。

想像とは違いました。
もっとこう、守り守られ、親子愛的なものを想像していたのですが、ものの見事に裏切られました。もちろんいい意味で。

孤独vs孤独。
挑みかかるような、ストレートで凶暴な愛情。
これは惚れる。

ド M は 惚 れ る。←言い様

なにもかも投げうって、誰かのために全身全霊で行動することは、今の世の中重いとか、ヤバいとか、後ろ指さされて思うように表現できないけれど、

だけど、

黒髪ショートボブとチョーカーは正義ですね←逃げるな
たき

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