Kaiyababa

レオン 完全版のKaiyababaのネタバレレビュー・内容・結末

レオン 完全版(1994年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

大人だけど子どもっぽいレオンと子どもだけど大人っぽいマチルダ。お互いの良いところで穴を埋め合い支え合って生きていく。そのストーリーだけでも満足できる映画。ストレートに愛を伝えるマチルダと不器用な優しさで愛を示しているレオン。愛の形は人それぞれだと感じました。2人の愛が2人を成長させていく。とにかく愛が人を変え愛は原動力になるんだなと感じ人が生きる為に必要なのは愛なんだなと思いました。それを強く感じました。麻薬取締局に助けに行った時に抱きつくシーンが微笑ましかった。片目を開けて椅子で寝ていたレオンがベッドに横になって寝るというところまで心を開いていったマチルダはすごい女の子だと思ったし愛が素晴らしいと思った瞬間でした。換気扇のところでの別れのシーンは本当に胸を打たれた。ラストのシーンのレオン目線でのカメラワークがとてもよく、リングを渡す瞬間に悟ってはいたけど少女の恨みの為にやったのだと思うと本当に泣けます。そのシーンは脳裏にすごい焼き付いていて思い出すたびに涙が自然と出てきます。その後学園の庭に植木を埋めるシーンが本当最高でした。レオンの様に根をはやし力強く育ってくれると思います。今まで見てきた映画で1番好きかもしれません。ナタリポートマンが可愛すぎる。この頃が1番タイプ。服もめちゃくちゃ好み。
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