キノの旅の40分程度の映画だが、前半30分と後半10数分との2部構成で出来ている。
前半はキノが旅に出る前のお話。すっげー今更なんだけどキノって女の子だったのか？！！！
まだ髪の長買ったキノが師匠と呼ばれる女性から銃を習って生活している。
更に、キノは貰った名前であり、本物のキノは彼女を守って死んだとのこと。
この辺は詳しくは説明されていない。後半の物語が無くても良かったので、この変のエピソードをもう少し詳しく掘り下げてくれたら良かったのにな。
後半はその名の通り“塔の町”の話。キノとエルメスが訪れた町は、住民全員が“塔”を建てる事のみで生きている。塔を建てる目的もわからないが、塔を建てるのは義務でありそれ以外の仕事の概念が無い。ある男は自分をこの町から連れ出して欲しいと望むが、キノは連れて行けない代わりに、レンガに彫刻を彫るなどの“仕事の変化”を提案する。
始まりに子供が積み木を立てていて、終わりにその積み木が崩れているという演出が良いね。
