ダメハム

ベン・ハーのダメハムのレビュー・感想・評価

ベン・ハー(1925年製作の映画)
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なんだこれは!? サイレント映画の枠を完全に超えている。12万人のエキストラを駆使したガレー船と戦車競走のシーンの迫力がまあ半端ない。撮影も凝っていて見応え抜群。キリストにまつわるところでカラーになるのも印象的。95年前の作品とはとても信じられない。

海戦シーンでは何隻もの巨大船に何百人といて臨場感たっぷりだったけど、超巨大神殿が群衆の上に倒壊するシーンはどうやって撮っているのか、さっぱり分からない。どう見ても人の上に落ちてるような。

2人の助監督が、後にチャールトン・ヘストン主演の『ベン・ハー』を監督するウィリアム・ワイラーと、『砂漠の鬼将軍』、『西部開拓史』のヘンリー・ハサウェイ監督なんだから、ぜいたく過ぎる。
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