雨宮はな

ベン・ハーの雨宮はなのレビュー・感想・評価

ベン・ハー(1925年製作の映画)
3.0
全く時間を感じさせないサイレント映画。
人間がいつの時代も同じことで悩み、差別をしていることがわかる。
裏切者のユダとはまた別の「Judah」のお話。

ロマンスあり、男の成長と決闘あり、家族愛あり。
内容は盛りだくさんなうえ、使う人数や衣装、セットや実際に馬車を走らせての撮影等、みごたえ十分な一本。
無声映画だからか、ただただ見入ってしまう。
キリストのシーンにのみ色が使われているのは気づかなかったほどに自然。

キリスト教の教えを知っていたり、自らの宗教としてとりいれていればもっと別の観方で楽しめたのだろうと思う。
雨宮はな

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