新谷華央里

ピアノ・レッスンの新谷華央里のレビュー・感想・評価

ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)
2.5
坂本龍一が亡くなった直後に夫が映画音楽を聴いていて、
この映画の音楽が流れてきて素敵だったので題名を聞いて気に留めていたので観てみた
のだけど、この映画が伝えようとしている感性は繊細なのに、描写が雑?
ベインズがエイダに魅了されるプロセスがすっ飛ばされている感じがして、ベインズがただのフェティシズムを持つ変態(露出狂、痴漢、セクハラおやじ)にしかみえない。エイダよなぜ身体をゆるす。
旦那の嫉妬とかは軽くなってもいいから、もうちょっと丁寧に描いてほしかった。
ピアノ・レッスンてタイトルだけど全然レッスンになってないし。
この映画がなんで賞をたくさん取ったのかもわからなかった。
エイダの子どもはエイダの通訳として誰か必要だったから出した感が…
べつに他の誰か(召使い)とかでもいいような気もする。
新谷華央里

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