Taketo

海を飛ぶ夢のTaketoのレビュー・感想・評価

海を飛ぶ夢(2004年製作の映画)
3.2
ラモンは25歳の時、事故で首より下が麻痺してしまい寝たきりの生活になってしまう。それ以来ラモンは、兄のホセやその妻ヌエラ、その息子ヘネの献身的な世話によって支えられていた。しかし依存する人生に絶望するラモンは、尊厳死を望んでいた。

尊厳死というあまり短には、無くどちらが正しいとは簡単に言えないテーマでそういう意味では、考えさせられた。
しかし、そんなに感情移入できなかったからか、あまり面白いと思わなかった。僕の鑑賞力が低いからか、途中のフリアとロサの三角関係見たいのは、全体のテーマの進行の妨げのように感じてしまった。
時間の流れの表現としてカメラが右左に動きながら人々がディゾルブしている表現は、オシャレ。
最後の方でラモンが服を着せてもらうカットでズボンのチャックを閉めてもらうカットが入るのは、さすがだなと思った。何気ない恥ずかしいところも障害があると自分1人では、対処できないというのが伝わってくる。
Taketo

Taketo